鬼金

「鬼に金棒」
ただでさえ強い鬼が金棒を持ったらますます強くなる。同じように、もともと強いものに、さらに強力なものが加わってますます強くなることや良い条件に良いことが加わってさらに条件が良くなることを言う。

「抹茶くんが、このスキルを身に付けたら鬼に金棒だ」と上司Iは言った。そこまでの意味が含まれているかどうかは定かではないが、素直に受け取れば、自分はもともと強いもの=鬼であるということだ。素直にうれしいと同時に、それだけ期待されているということに、プレッシャーを感じる。

また、別の話。上司Mに、帰り際、エレベータの中であった。以前であれば、話をするだけでも緊張していたのに、今日は無意識に、普通に話をすることができていた。

そういう、自身の小さな変化をもっと喜んでもいいのかもしれない。社会人になって3年弱。少しずつではあるけど、できることは、着実に増えてると思う。その一歩一歩が小さくとも、目標に向かって近づいていく、その過程を、ゆっくりと、しっかりと、踏みしめながら、歩んでいければなと思う。そして、いずれは「鬼に金棒」だ。



あー、でも鬼は金棒持ってても桃太郎に負けるんだよね。ははは。