ラフとオレ

あだち充原作のマンガを映画化。マンガは読んだことなかったので、予備知識なし。

「ラフ」というのは、デッサンなどの最初の「ラフ」のことで、高校生である主人公たちのことを表したものだ。

「君たちはラフです。だから未完成で結構。」

冒頭に、そんなセリフがあった。
それこそが、この物語の全てなんだと思う。
未完成な彼らの、未完成な物語。
不器用な恋。
あだち充ワールドなんかね。

あと、八嶋智人はもう「素=演技」だろ。アレ。