−196℃

新発売のチューハイは、−196℃で果実を瞬間冷凍しているらしい。世界初と謳っているが、今までそんなこと考えるやつがいなかったのは、なんかアホっぽいからではないだろうか。一体どこのどいつが果実を−196℃で凍らせた挙句チューハイにしたらうまいんじゃねぇか、なんてことを思いつくのだろうか。ほら、−196℃の世界を想像してごらんよ。寒いだけ。マジ死ぬって。そんなところに果実を入れるなんて、極悪非道にもほどがあるでしょ。それにね、−196℃で果実を凍結したからってどうなるの?CMでは果実が粉々になってるけど、それでおいしくなるの?チューハイが。凍っちゃったらホラ、組織が死んだりしちゃってるんじゃないの?砕いちゃったらホラ、組織がばらばらになっちゃってるんじゃないの?そのあたりを詳しく説明せずに、−196℃っていうインパクトだけで宣伝をされるので、僕は逆に騙されてはいけない!みたいな気分になってしまった。
チューハイに限らず、なんか広告とか売り文句はそのまま真に受けてしまうと失敗することが多い気がする。この服に合いますよ、よくお似合いですよ、うわぁステキですー。全部僕が嫌いな言葉である。