ドラクエプレイ小説みたいな日記1(ネタバレあり)

プレイ日記をするために、ゆっくりゆったり再びプレイを開始。
なんか、主人公一人称で書きます。途中で飽きる可能性がめちゃめちゃ高い。いつもどおりですな。

★★★

【旅、始めました】

オレ(主人公)の名前はガドってんだ。よろしくな。みんなもよく知ってると思うけど、ドラクエ8の主人公をやってる。ま、主人公ってのはすげえ気分いいんだけど、一つだけ気に食わねえことがある。なにかってーと、ドラクエの主人公って首を縦か横に振ったりするだけだと思われてるっぽいってこと。みんなオレが喋らないと思ってるだろ。「はい」か「いいえ」しか選ばないと思ってるだろ。ふざけんな。オレそれ超ムカつくんだ。旅してても、よく思うんだよな。「喋りてえ」って。でもよ、なんかゲームの中だとうまく喋れねえんだよ。だからここで喋るから。よろしくな。

さて、今オレは森の中で休んでいるところなんだが、いつかは食用にしようと思ってるネズミのトーポがどっかにいっちまった。あ、今ポケットに戻ってきやがった。どうやら、緑色の魔物、っつーかトロデのおっさんにびびってやがるらしい。へっ。全くもってチキン野郎だぜ、ネズミのくせに。
おっと、遠くからヤンガスとかいう山賊がオレのことを呼んでいる。あの野郎、オレのことを「兄貴」呼ばわりしてっけど、全くいい迷惑だぜ。街中とかであんな呼ばれ方したら恥ずかしくてたまんねぇ。なんだよヤンガス。なにか用かよ。
ヤンガス「こんなところで油を売ってるとすぐに日が暮れちまうでげす。はやいとこ町にいきましょうや!アッシはパーっと飲み明かしたい気分でがすよ」
うるせーよテメェ。お前に言わせればお前はオレの弟分の癖にナマイキな口きいてんじゃねぇよ。っていうかまずは「〜でげす」とか「〜でがす」っていうのをどうにかしろよ。このゲス野郎!と叫びたいところだが、なぜか喋れねえんだ。主人公の宿命だよな。しかたねぇ。ここはアイツの言うとおり、町に移動することにすっか。
そう思った俺は、重い腰を上げ、まずは近くにおいてあったタルをヤンガスの野郎の頭めがけて一発ドカンとぶち投げてやった。ざまあみろ。ところで、その近くにいるのはトロデのおっさんだ。こいつは呪いのせいで魔物の姿にされちまった哀れな一国の主なんだが、まぁハッキリ言って役立たずだ。旅のお荷物。えらそうなことしか言わないしな。ただまぁ、オレ、名目上はコイツの家来ってことになって旅をしてる。そのことをヤンガスのヤツも不思議に思ってるみたいだ。まぁ当然の疑問だが、それには理由があるのさ。・・・ってその理由がどうやら今どっかに行っちまってるみてえだな。
と、そのとき、草むらからガサガサッと音がした。
おっ、理由が帰ってきたかな・・・と思ったらスライムだよー。めんどくせー。オレはしょうがなく剣を鞘から抜いた。勝負は一瞬だった。スライムを倒して、やくそうを手に入れたその直後、一頭の白馬が俺たちの前に姿を現した。そうさ、こいつがオレの旅する理由。ミーティア姫だ。人間の姿であれば美しい姫様であるはずの彼女もまた、トロデのおっさんと同じように、呪われて馬になってしまったのだ。
オレが旅する理由。それは、彼女を人間の姿に戻すこと。それだけだ。他はどうでもいい。
★★★

長い。オープニング1分くらいの内容でこんなことになるのでは、先が思いやられる。