参加への最終過程

超怪しい手紙が届いた。なんでも、¥234,000,000一等当選賞金チャンスの抽選に参加する許可が自分に与えられたそうだ。それが自分に与えられるまでにも、相手側で2段階の過程が存在し、その中でもこのチャンスを得るにふさわしい可能性のある多くの候補者から先立って自分が選ばれたのだと、手紙には書いてある。
こういう手紙に騙されるタイプの人間に会ってみたいなぁ、なんて思いながら手紙を読み進めると、賞金を獲得するためには、オーストラリア6/45ロット抽選というのに参加することになるらしい。なんだそりゃ。意味がわからん。「よんじゅうごぶんのろくロット」って読むのか?まぁいい。で、それに参加するのに必要なことは、申し込み代金を振り込むこと。「ええ?勝手に許可を与えておいて、お金取るの?」なんて考え、困惑気味な僕を置いて文面はさらに続くのだが、今ネットで調べてみたら結構有名な詐欺らしい。みんな騙されてない。別に犯罪者の肩を持つわけではないけど、騙される人がいるとは思えないからやめたほうがいい。もうちょっと別の方法を考えるべきだよなぁ。