夜道にて考えました

「キャバクラどうっすかお兄さん!」
「説教どう!説教!」

社会人になってからというもの、夜道を歩いているときに、こういった呼びかけをスーツを着た見知らぬお兄さんにされることが多いのだが、僕は絶対にそんなところに行く気はないし、行ってみたいとも思わない。なんとなく怖いからだ。だが、この呼び込みについては、いくつか文句を言いたい点がある。

まず、なぜ男が呼び込みをするのかという点。カワイイ女の子が呼び込みしてくれたほうがまだ行こうという気がするんじゃないかと思う。行ったら女の子とオハナシしたり、なんかしたり、まぁ何をするのかよく知らないけれども、ようは女の子目当てなわけで、なのに呼ぶのは男。実際にこんな子に会えるというのが分からないという点で、問題ではないか。

もう一つは、「どう?」という聞き方。曖昧すぎ。日本人らしい気はするけれど、「どう?」って聞かれても「どうもこうもないよ」としか言えない。聞くなら「キャバクラ行かないのお兄さん」と聞くべきだと思った。

あとなんか、近寄りすぎ。今日なんか道の脇に立ち止まってるな、と思っていたらいきなり僕の腕を掴まんばかりの勢いで近寄ってきやがった。なにかされるかと思ってビックリしたので、あれはよくない。やめたほうがいい。やめてください。

キャバクラって実際のところ、呼び込みされて入っていく人っているのかなぁって思うくらいに呼び止められる人を見たことが無いので、いっそのこと呼び込みやめたらいいのにと思う。