キッズ

ボクが意識的なのか無意識になのか、キッズについて大いにマジメに語っているサイトをほとんど巡回していないおかげで、キッズがどれだけ盛り上がっているのか、肌で感じることができていないのだが、そんなに、本当にそんなに盛り上がりまくっているのか。にわかに信じられない。

ボクは正直なところ、キッズがここまでおおっぴらに活動できる日がくるなんて思っていなかったし、そういう日が来るとしても、それは彼女たちが「キッズ」とよばれるような年齢を脱した頃になるのではないかと思っていた。

だから、「ハロプロキッズ」というグループ(?)は、彼女たちが「良い年頃」になるまでを育成期間として使い、活動するにしても、ほどほどにメディア露出させ、ほどほどに認知させる程度、つまりあくまでも彼女たちは「予備軍的存在」なのだと思っていたのだ。

そして、そこにある事務所の思惑としては「ツバをつけておくことで、将来が有望な人材を確保すること」あるいは「以後の、オーディションという、面倒で金のかかる作業を失くすこと」ぐらいかなと思っていた。

そんなキッズたちが、あと数年内で本当にモーニングをはじめとしたハロプログループにとって代わる存在となるのだとすれば、そして、ファンや、時代がそれを許すのだとすれば、本当に危ういと思う。いろいろなものが。

ただ、今現在、本当に危ういのは、いつだったか新ユニット募集というオーディションだったにも関わらず一人で合格してしまった、なんとかとかいう女の子なのではないかと思う。

いや、ある意味では彼女が鍵を握っているのかもしれないが。