一人ぼっち

cuteydwarfでは、ああいうことを書いていますが、個人的にはものすごく好きなアルバムです。もちろん安倍さんが好きだから好きという理由です。ウソです。それだけじゃないです。

何がいいのかというと、今回のアルバムのために作られた新曲が4つありまして、コレがなかなか面白くて、それがいいんですよね。

面白いっていうのは、4つの曲が、それぞれのジャンルを突き詰めたようなものになっているということ。それだけ多くの安倍さんを聴くことができるようになっているなぁ、と思うんです。

壊れた安倍さん(3曲目)とか、飯田さんみたいな歌い方をする安倍さん(5曲目)とか、ちょっとかっこつけてる安倍さん(7曲目)に、やっぱり笑顔が似合う安倍さん(10曲目)。

そのレコーディング風景が目に見えるぐらいに、ジャンルの色を色濃く出しているように感じているのは、ボクだけではないと思いつつ、多分ボクだけなのでしょうね。フフフ。それがいいんですけど。

一つだけ、気になるというか、腹の立つ点があるとすると、それは彼女の歌い方にあります。少し言葉で伝えるのは難しいんですが、音を伸ばしたときに、最後ちょっと上げる歌い方。上げるというかなんというかなんですが。具体的にいうと、「メモリー青春の光」なんかはそれのオンパレードのような気がしています。

サビ「メーモは、やぶーって捨てーてーいいーよぉー」

の最後の伸ばすところとか、絶対やってるから。

まぁ、コレがいわゆるつんく節というヤツなのかもしれないんですが、もはやそれに従う理由もないわけです。それにもかかわらず彼女がつんく節を使ってるわけで。なんともフクザツな心境。