paint it gold

後藤真希・春ツアータイトルは「真金色に塗っちゃえ!」だそうだ。

少しテンションが下がったのは、少しばかりイキオイに欠ける気がするからだ。例えば「真金色に塗りつぶせ!」だったら、攻撃的な印象を受けるのに対して、「〜塗っちゃえ!」だと、少しカワイイ感じになってしまう。イタズラ好きな女の子が、イヒヒって言いながらハケを持ってカミナリさんちの塀を金色に塗りたくっちゃうような感じだ。それは、カッコよくないと思う。

僕は、後藤さんのことは、もちろんカワイイとは思うが、カワイイカワイイしている感じの人間であって欲しくない。そんな役目は、道重さんだけで十分。後藤さんは、カッコよく、クールであって欲しい。それが、世間一般の人が抱いているような、ゴマキ的イメージであって、後藤真希の本質とは、違ったものなのだとしても。

だから、春ツアーは、「塗っちゃえ!」という名前を冠していても、内容的には「塗りつぶせ!」的な内容で、クールに、カッコよく、攻撃的なパフォーマンスを見せて欲しいと思う。

なんて、後藤さんのコンサートに行ったこともない人間がいくら語ってみたところで、何の説得力もないわけだ。そもそも今年の春秋のライブがどうだったのか僕は知らない。大好評だったことは知ってる。だが、他サイトさんの評価は、「最高だ」っていう評価をされているのばかりなので、なんとも分かりにくい。最高だ、というからには最高なのだろうけど。どういう点において最高だったのだろうか。

それに、他人の評価を見たところで、それはその人の五感が感じたものだから、僕が全く同じことを感じるわけがないのだ。結局のところ、自分自身の目で、耳で、肌で感じるべきなのだ。自分がライブに行かなくては、最終的な判断は下せない。

お金と時間に余裕があったら、春ツアーは行こうかな。と少し思った。