仮想現実を

ヒマだったのでネットゲームに挑戦してみることにした。無料で遊べるやつを探したら、ハンゲームの中に「フリフオンライン」というMMORPGがあったのでそれをやってみたらなかなか面白くてハマった。たぶん、いきなり「パーティーに入りませんか?」と知らない人に誘われたからだ。くるくるぱー、という名前の人に。
まぁその名前はどうかと思ったが、パーティープレイこそ、まさにMMORPGの醍醐味!そう思って、パーティーに入れてもらった。とは言っても、最初は二人だけのパーティーで、戦闘のイロハなど、色々教えてもらいながらまずはゲームに慣れていっただけである。少しは自分ひとりでプレイした時間もあったから、自分が知ってること知らないこと含め、色々と教えてくれてくるくるぱーさんは少し世話焼きでもあるが、大変親切であった。最初は間違って明後日の方向に自分のキャラが進んでしまってばかりだったキーボード操作も、くるくるぱーさんに必死についていくことで、ちゃっかりマスターしてしまったし、戦闘の仕方もバッチリである。そして気付けば自分たちのパーティーメンバーは総勢5人という大所帯になっていた。モンスター1匹に対して5人で切りかかっていく様子は壮絶なものがあった。モンスターを集団暴行しているようで多少気が引けたが、他のメンバーは何の疑問も持たずにモンスターを追い掛け回していたし、まぁ当然のことなのだろう。にしたって、ありゃ縄文時代の狩人にでもなった気分がしたぞ。
しかし、5人もいれば問題も出てくるのである。なんせ人数が多いものだから、狩りの場所を移動するだけでも、迷子になるメンバーが出たりして、個々の場所が分からなくなってしまうことがままある。「よーし、目的地についたぞー・・・ってあれ?抹茶いないよ」みたいな。一人になってしまうと、小さい頃、家族で買い物に行ったりしたときに自分だけはぐれてしまったときの、あのものすごい寂しい気分を味わうことが出来る。何気に結構寂しかった。で、最終的にもうみんながどこにいったか分からなくなったので、パーティーは解散してしまった。ちょっと寂しい終わり方をしたな、と思う。

ということで、フリフオンラインはしばらく僕の中で熱い可能性が高い。ひょっとしたら毎日やってるかもしれないので、よかったらパーティーを組みましょう。僕のゲーム内でのキャラの名前は、「Nereid」です。

ハンゲームのアドレスはこちら> http://www.hangame.co.jp/