ドラクエプレイ小説みたいな日記5(ネタバレあり)

トラペッタにて】

ヤンガスみたいなやつでも、モンスターと戦闘するときにはオレを守る壁の役割をする大事な仲間だ。トラペッタの教会でヤンガスを生き返らせてくれるよう頼むと、20ゴールドの寄付を頼まれる。ヤンガスの価値が決まった。20ゴールドだ。コレを、店の道具屋などの物品と比較すると、ヤツの価値の低さがあらわになる。

毒消し草/10ゴールド
ヤンガス/20ゴールド
キメラのつばさ/25ゴールド
布の服/30ゴールド

毒消し草2つ分。それが今のヤンガスの価値だ。これからヤツのことを梅毒(倍毒)と呼ぶ・・・ってのはあまりにヒドイのでそれはやめておくことにした。

ところで、俺たちが冒険を進めるにあたって、大事なことがいくつかある。もう一度滝の洞窟に向かう前にそれについて説明しておきたい。
まずは「レベル」だ。レベルというものが、俺の住む世界にはある。モンスターたちと戦闘を重ねていくことで、戦闘の経験が増えていく。そして、経験が増えれば力とか体力が増えたりする。それを分かりやすくしたのが、「レベルがあがる」っていう表現だ。レベルがあがると、新しい呪文を覚えたりもできる。例えば、さっき洞窟で戦闘をした結果、オレはホイミって呪文を覚えた。体力を回復させる呪文だ。まぁそんな感じで俺たちは強くなっていくわけ。
「レベル」に似ているものに、「スキルポイント」っていうのがある。これもまぁ、レベルみたいなもんなんだが、レベルがあがったときにスキルポイントっていうのを手に入れるんだ。このポイントを、オレとかヤンガスが持っているそれぞれの「スキル」に割り振っていくことで、その「スキル」っていうのが上達していくわけだ。上達すれば当然新しい技なんかも覚えていく。例えばオレは「剣」「槍」「ブーメラン」「格闘」「勇気」っていう5つのスキルがあるんだが、オレは「槍」を伸ばしている。「剣」なんてありきたりな武器を使うのは飽きたからだ。ヤンガスは「格闘」を伸ばしている。まぁこれはオレの指示なんだが、さすがのアイツもごねた。「なんででがすか!」なんて言って。でも「男ならこぶしで勝負してみろ!」と熱く語(るふりをしてや)ったらアイツも心から納得。まぁ正直、アイツに武器を買ってやるほど金銭的に余裕のある旅ではないからしょうがない。
説明することといえばこんなものだろう。いよいよ明日は滝の洞窟だ。それに備えて薬草6個を道具屋で買い、宿をとることにした。