高校の頃、好きだった女の子がいて、同じクラスだったんだけど、クラスではあんまり話せなくて、予備校の同じ授業をわざわざとって、少し話すことができることに満足していた。

それくらいの付き合いだったんだけど、受験直前の冬休み。冬期講習と言うやつですな。その帰りに、ええと、彼女の最寄り駅まで一緒に電車で乗ってって、えーと、プレゼントをね。ベタだったけど。プレゼントをあげたわけですよ。で、

「なんでアタシにくれるの?」

って聞かれた僕はだな、それはもうものすごく焦ったわけさ。ね。好きだからあげたんだけどさ。

「あげたいと思ったからあげた」



その中途半端さを未だに引きずっているわけではないけれど、少しも後悔してないといったらウソになる。

なんでこんなことをここに書くのかイマイチっていうか、全然わかんね。オラわかんねーよ。